なぜ?からわかる英語入門 初級版
目からウロコの英語講座
城内貴夫・著
37ページ 定価 1,200円
目からウロコの英語講座
城内貴夫・著
37ページ 定価 1,200円
[目次]
第1話 語順の話(1)
英語の語順のなぜ?に迫る!
第2話 語順の話(2)
文の種類と語順のなぜ?に迫る!
第3話 語順の話(3)
修飾語のなぜ?に迫る!
第4話 人称・代名詞
英語の語順のなぜ? 人称ってなんだ? 代名詞ってなんだ?
第5話 疑問視を使った疑問文
5W1Hを自由自在に!
[仕様]
B5版オールカラー37ページ
[形式]
PDF形式の電子書籍
[対象]
中1以上
[価格]
1,200円
中学生の皆さん、
単語だけ覚えていても、問題集を解いていても、英語はできるようになりません!
できるようになるためには、ほんの少しの工夫が必要です。
その工夫とは、英語を勉強するときに「なぜ」と考えることです。
「なぜ」がわかれば、半分の勉強時間で、英語が得意になるのです。
残念ながら、この方法は学校や普通の参考書で教えていないため、ほとんどの中学生が大切な時間をムダにしています。
「なぜ?からわかる英語入門初級版」では、学校で教えてくれないあなたの素朴な疑問がすべて解決できます。
教室で、実際に300名以上の塾生が使って「とても役に立った」と評判のテキストです。
なぜ?からわかる英語入門〔初級版〕は、もっぱら中1生範囲の英語が終了した時点での基本的文法事項を、鳥瞰図的(ちょうかんずてき)な視点から見渡すことができるようにするために書き下ろしました。
「現在進行形」だけは外してあります。
これはその仕組みを理屈で説明しようとすると、「現在分詞が動詞変化の中でどこに位置するか」までいかざるを得ないので、なぜ?からわかる英語入門〔中級版〕(→中2~高1初歩レベル対応)にまわしてあります。
私がこれまでの指導経験で感じていたことは、「文法」について英語学習者(生徒)は、
①「まったく気にしない」か、
②「気にしても単なる知識としてしか受け止めない」
のどちらかであることが多すぎる、ということです。
また、そうさせてしまう原因は解説する側にもあったと思うのです。
それは、これまでの文法書が、文法事項を何でも「決まりだ」・「約束事だ」で押しつけてきて、「なんでそのような『決まり・約束事』になったの?」という学習者の素朴な好奇心を何も満たしてくれないものだったことにあると私は考えます。
私自身も中学・高校時代は英語で苦しみました。
「なんで?」を英語の先生たちにぶつけても、必ず「規則だ!覚えろ!!」でかたずけられてしまったからです。
でも、「決まりや規則」はそうしないと具合が悪い何かの理由があったはずです。
昔の私にはそれを解く力はありませんでした。でも、英語を「数学的な視点(型)」や「その底流に流れる英語人の心の視点」から見直したら、ある時パ~と目の前が明るくなりました。「そうだったのか!」、あの時のうれしさは今でも忘れません。
「その喜びを生徒と分かち合いたい」。そんな気持ちで書いたのが「なぜ?からわかる英語入門」2部作です。
文法は、普段英語を話しているわけではない私たちが、英語を効率的に学ぶ1つの武器・道具でなければなりません。
知識として覚えるものではなく、英文を読む・書くときに武器として使うためにあるはずです。
「英文のほかに文法まで覚えるの?」ではなく、「文法を知ったから英文をラクに読めるようになった、ラクに書けるようになった」でなければなりません。
「使える文法」が私の願いです。
城内貴夫